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ニュー・オリエント・エキスプレス12月期決算 景気悪化とテロ影響も経常黒字1億500万円
(株式会社 航空新聞社 旅行通信2月26日号掲載)

ニュー・オリエント・エキスプレスはこのほど、2001年12月期通期決算を発表した。それによると同社の2001年総取扱額は、前年比2.6%減の196億円、営業利益は67.0%減の1億600万円、経常利益は67.2%減の1億500万円となり、景気悪化と米国テロ事件の影響により減収減益だったものの、通期黒字を達成した。部門別取扱高をみると、業務渡航関連のビジネス・トラベル部門が前年比11%減の106億2700万円とダウンしたものの、ホールセール部門のスカイツアーは前年比1.4%増の72億6400万円と健闘し、全体の取扱額は前年比2.6%減の196億円と小幅のマイナスにとどめた。また、利益ベースでは、航空会社によるコミッション・カット等により、全般的に利益率が低下するなどの影響を受けたが、不採算業務の縮小と経費の効率化が奏効し、経常利益1億500万円を計上した。

同社では、昨年4月に「特色・独自性」と「高収益性」の追求をテーマとする3カ年の中期経営計画をスタートし、業務範囲の絞り込み、CSの徹底、経費の抜本的な見直しに取り組んだ。中でも業務範囲については、同社が得意とするビジネストラベル部門、レジャートラベルのホールセール部門(スカイツアー)、さらにレジャートラベルの直販部門の3つに絞り込み、それ以外の業務は縮小ないし撤退を進めた。

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